SEO対策基本情報

URLの正規化

12、URLの正規化とは

●URLの正規化とは

「1つのページに2つ以上のURLでアクセス可能な場合に、それを一本化する」ことを、ドメインの正規化(URLの正規化)と言います。

これをしないと、グーグルからの評価が散らばってしまうので即座に対応しましょう。

一例として、一つのサイトに以下の全てのURLでアクセスすることが可能だったとします。

1:http://abc.com

2:http://www.abc.com

3:http://abc.com/index.html

4:http://www.abc.com/index.html

以前は、このようにいくつものURLでヒットしてしまうと、

「重複である」と判断されて、ペナルティが下される場合が多かったんですよね。

近年はグーグル自体の質が高まってきているので、なんでもかんでもペナルティが発生することはなくなりました。

しかし、「URLの正規化をぜひ済ませてください」とグーグルが公式に述べているので、やはり行っておきたいところです。


●正規化の仕方



・今後使っていきたいURLをサーチコンソールでチョイス

・301リダイレクトで評価を一本化する

など色々な手段でURLを正規化することができます。

どんなページを正規化するか次第で採るべき方法は違いますので、

代表的な一本化の手段は全て覚えておきたいところです。

そうすることで、サイトの評価が下がってしまうことを防ぎましょう。

また、ツールを使って適切なリダイレクトができているか否か確認することも可能です。

作業完了後はこういったツールを用いることをおすすめします。


●301リダイレクト

まず、「index.html」の有無や「www」の有無等のURLの正規化に関しては、「.htaccess」を使って301リダイレクトを行うことになります。

また、SSL化を行った場合にもURLの正規化をしなければなりません。

そして、301リダイレクトに失敗しているとhttpsに変えるなどしたタイミングで、アクセス数などが一気にダウンする可能性があるので気を付けましょう。

やはり、先ほど説明したリダイレクトチェックツールを使う必要があると言えますね。

ちなみに「302リダイレクト」というものも存在します。

これは301リダイレクトとは違って短期間のみリダイレクトするものですから、評価が継承されることはありません。


○リダイレクトに関して気を付けるべきこと

評価を継承したいのであれば301リダイレクトをする必要があります。

しかし、マイナスの評価(ペナルティ等)も全部継承することになりますので覚えておきましょう。

また、「悪質なリンクが設定されている」などのケースではそれも当然継承されることになります。


○サーチコンソールを活用する

サーチコンソールによっても、「www」の有無を正規化することが可能です。

1:サーチコンソールに「wwwがある」「wwwがない」を両方登録する

2:「サイトの設定」→「使用するドメイン」でドメインを選ぶ

これによりURLの正規化が完了します。

301リダイレクトだけでなくこちらも行っておきましょう。

また、正規のURLをサイトマップに記述して送信しておくことも大事です。


●canonicalタグ

canonicalタグは重複するページが存在していたり、htacessを使えなかったりするケース(使っているサーバー次第ではありえます)で使います。

また、「?~」等のパラメーターがファイル名の末尾につくことで2件以上のURLでアクセス可能になっているときも、canonicalタグで正規化を行います。

ただし、外部リンクも内部リンクも設定されていない場合は、パラメーターつきのURLはインデックスされません。


○canonicalタグの利用方法

ファイルのheadの中にそのまま書き入れます(htaccessとは違いますね)。

評価を一本化したいURLを↓このように書けばOKです。

1:<link rel=”canonical” href=”http://itomakihitode.jp/”>

一例として、ほとんど同一のコンテンツとして「aaa-bbb.html」と「ccc-ddd.html」が存在しているのであれば、「今後使っていきたいURL」を、その両方にcanonicalタグによって設定します。

これにより、検索エンジンにページを適切に評価させることが可能となります。

また、検索エンジンに「重複するコンテンツがある」ということを知らせるために、必ずインデックスを済ませてください。

noindexだけでは不十分です。

しかし、こちらはリダイレクトされるわけではありませんので、301リダイレクトとは違います。ですから、訪問してほしくないページに関しては、きちんと301リダイレクトもしておきましょう。


●正規化するとSEO的にはどうなる?

重複していると検索エンジンは「それぞれ別のページである」と判断するので、評価もバラけてしまいます。そのため、「301リダイレクトなどを適切に済ませておけば得られていた評価」よりも下回る評価を受けることになります。

そのため、検索順位が落ちてしまってもおかしくありません。

当然「被リンク」もこの評価の一部です。

グーグルが「被リンクは検索順位を決めるための大切なファクターです」と公式に述べています。


●まとめ

ここまで、URLの正規化に関して解説しました。

これにより、検索エンジンが下す評価を一本化しましょう。

「キーワードの使い方」などとは異なり、テクニカルな作業が必要になりますが、正当な評価を得るためにも必ず行ってください。

まずは、2件以上のURL(wwwの有無など)でアクセス可能でないか否かを確認して、サイトの現状を把握しましょう。

URLの正規化を済ませるだけで検索順位がアップして、売上が伸びる場合もあるのできちんと方法を理解してくださいね。