SEO対策基本情報

スマートフォン向けSEO対策

17、スマートフォン向けSEO対策

●スマートフォンユーザーを想定したSEO対策

「パソコンよりもスマートフォンの評価にウエイトを置きます」

と、グーグルが述べています。

以前は「パソコンでの評価」をベースとしてスマートフォンでの検索順位が決まっていたのですが、これからはそれが逆転していくと見られています。

ですから、スマートフォンで閲覧することを前提としたサイト構成などが必要になってくると言えます。

また、スマートフォンとパソコンとで、URLやサイト構成等が違うケースでは特に気を付けなければなりません。

では、スマートフォン向けのSEO対策は具体的にどのように進めていけばいいのでしょうか。


●スマートフォンの普及率に関して

2019年現在、スマートフォンの普及率は85パーセントを超えているとされています。

また、20~30代に限って言えば90パーセントをオーバーしています。

さらに、「パソコンでの検索数」を「スマートフォンでの検索数」が上回りました。

ですから、パソコンユーザーよりもむしろスマートフォンでサイトを閲覧する人を大事にしなければなりません。


●具体的にどのようなSEO対策をすべきか?

おおよそは「パソコン向けのSEO対策」がそのまま通用します。

ただし、「スマートフォンに関してはコンテンツ数を減らしている」ですとか、「スマートフォンとパソコンでのURLが違う」などのケースでは、気を付けなくてはならないことが色々あります。


●スマートフォンで見やすいか確認する

グーグルがこれを確認するためのツールをリリースしていますので、使っておくことをおすすめします。

ちなみに、「スマートフォンでの閲覧のしやすさ」のことを「モバイルフレンドリー」と言います。

また、スマートフォン対応はページごとにチェックしていく必要があります。サイト単位で一括でチェックするようなことはできません。

まずは、トップページなどの大事なページの確認から始めましょう。

参考:モバイルフレンドリーテスト
https://search.google.com/test/mobile-friendly?hl=JA

●スマートフォンとパソコンのURLを統合しましょう

レスポンシブデザイン:スマートフォンとパソコンのページを同じURLにすることができるデザイン

グーグルはこのレスポンシブデザインをサイト管理者などに勧めています。

実際、同一のURLであるほうが大幅に楽です。

タブレット、スマートフォン、PCなど、様々なデバイスでアクセスされるわけですが、その機器の横幅に沿って、レイアウトが適切に変わります。

しかし、検索順位的にそれほど重要性が高くないページなどについては、必ずしもレスポンシブデザインにしなければならないというわけではありません。


○alternateタグとcanonicalタグ

スマートフォンとパソコンのページが違うのであれば、「それぞれ違うページがあります」と検索エンジンに認識させるために、alternateタグとcanonicalタグを用いましょう。

これを済ませておかないと「同じようなコンテンツが一つのサイトの中にある」と検索エンジンに判断されてしまって、評価がダウンしてしまうかもしれません。

まず、スマートフォンページにはcanonicalタグを用いて「パソコンページが存在します」と示しておきます。

01:<link rel=”canonical” href=”http://sample.com”>

そして、パソコンページにはalternateタグを用いて「スマートフォンページが存在します」と示しておきます。

01:<link rel=”alternate” media=”only screen and (max-width: 640px)” href=”http://sample.com/sp/”>

しかし、全部のスマートフォンページにこのタグをつけなければなりませんから、管理がかなり大変になります(ページ数が少ないサイトであればなんとかなるかもしれませんが)。

また、URLをミスすれば当然上手くいきません。

だからこそ、レスポンシブデザインのほうが大幅に楽なんですよね。


○スマートフォンとパソコンのコンテンツはできるだけ揃えましょう

display:none;を使ってスマートフォンのコンテンツをいくつかオフにすることが可能です。これにより「デザインによる閲覧のしにくさ」を解消できるかもしれません。

ただし、スマートフォン向けのページとパソコン向けのページが大幅に異なるというのは好ましくありませんので、できる限り揃えておくことを推奨します。


●画像や文章の大きさをスマートフォン向けにする

レスポンシブデザインを取り入れれば、おおよそ「スマートフォン向けにする作業」は終わります。ただ、レスポンシブデザインにするだけでは不十分な場合もあります。

また、ページ別にスマートフォン対応をしていくことになるので、ピンポイントで手を加えなければならないケースも。

例えば、cssを使ってスマートフォンでの訪問時に横スクロールが発生しないようにするなどの対処をしましょう。さらには、改行、画像、文字のサイズなどもきちんと確認しておく必要があります。

途方もない作業のように感じるかもしれませんが、モバイルフレンドリーテストをすれば、問題のある場所がすぐに分かるので、案外スムーズに完了するはずです。


●ページの読み込みスピードに関して

また、読み込みのスピードが遅いと、直帰や離脱が増えやすいので気を付けましょう。特にスマートフォンユーザーにはその傾向が強く見られます。

できる限り軽くなるファイル形式を使って画像を書き出したり、jsやcssを圧縮したりして、ページが重くならないようにしましょう。

レスポンシブデザインにするとなれば、画像をそのまま使うことが多くなるでしょう。

ですから、できるだけアイコンフォントにしておくなどして、サクサク読み込めるようにしておく必要があります。

また、このツールを使えば読み込みスピードを簡単に調べることができます。

参考:PageSpeed Insights
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=JA


●まとめ

ここまで、スマートフォンユーザーを想定してのSEO対策に関して解説しました。

「『パソコンの検索順位』が『スマートフォンの検索順位』の影響を受ける」という時代になっていることを認識し、適切なスマホのSEO対策に取り組んでくだされば幸いです。

とはいえ、一般的なSEO対策がおおよそ通用します。

これまでどおりハイクオリティなコンテンツを作り続けましょう。