外部SEO対策

IP分散とドメイン分散の違い

20、IP分散とドメイン分散の違い

●IP分散とドメイン分散との違い

「被リンク」はSEO対策をする上では絶対に欠かせない要素です。

しかし、どのような被リンクでも良いというわけではありません。

「リンク先のサイトのクオリティ」も大事ですが、

ドメインやIPアドレスのことも考えるべきです。

一例として、「IPアドレスが分散している=ドメインが全部異なる」ということになります。しかし、ドメインが分散していても、IPアドレスは全部同じかもしれません。

そして、今「IPアドレスが分散している被リンクがたくさんあるサイト」ほど検索順位が高くなる場合が多くなっています。

今回は、そのドメイン分散とIP分散の差に関して解説していきます。



●IPアドレス

「ネット上のPCの住所」のような意味合いが「IPアドレス」にはあります。

(※『住所』という言葉の定義を厳密に考えるとかえって分かりにくくなるので、感覚的に捉えていただきたいです)

これによってそれぞれのPCが識別されます。

PCごとに一つのナンバーがIPアドレスとして付与されます。

IPアドレスは10進数表記となり、4つに区分されます。4つの数値は1~244となります。

例:34.7.98.211

PC(サーバー)にHPのデータが格納されているので、そのサーバーごとにIPアドレスは違います。



●IPアドレスをチェックするには?

コマンドを使って「ipconfig」と打ち込むとIPアドレスをチェックすることが可能です。

1:スタート→「ファイル名を指定して実行」を選択→「cmd」と打ち込む→「OK」を選択

2:「inconfig」と打つ

3:Enterを押します

4:IPアドレスが出ます

何行か英文が表示されますが、その中の「IP Address」の横にそのPCのIPアドレスが出ます。

IPアドレスですが、左端がクラスA、左から2番目がクラスB、その右がクラスC、一番右のことをクラスDと呼びます。

「クラスC以上のIPアドレス分散」という表現をSEO対策する中でよく見かけると思いますが、これは「クラスA~CまでのいずれかのIPアドレスが異なっている」ということです。

一例として、

99.24.123.29と99.24.123.198→クラスC以上のIPアドレスが分散していない

99.24.121.39と99.24.199.49→クラスC以上のIPアドレスが分散している

99.24.2.29と9.2.1.31→クラスC以上のIPアドレスが分散している

ということになります。

「99.24.121.39と99.24.199.49」については、クラスAとBは同じですが、クラスCは異なるので「クラスC以上のIPアドレスが分散している」と判断されます。

そしてこの場合、「この被リンクはそれぞれ別の所有者のサイトからのものである」とみなしてくれます。

ちなみに、itomakihitode.jp有料版で「クラスC以上のIPアドレスが分散している比率」をチェックすることが可能です。



●IP分散に関して

「被リンク先のドメインが分散している被リンク」のほうが「同じドメインからの被リンク」と比較して評価が良くなる場合が多いです。

「IP分散」もこれと似た「検索順位を定めるファクター」であると言えます。



●IP分散と検索順位

「同じIPからの被リンク」に比べて「分散したIPからの被リンク」のほうが、検索順位に良い影響を与えるとされています。

基本的にそれぞれのパソコンやサーバーに、違ったIPアドレスが付与されます。

ですから、IPアドレスが違うサイトであれば、「管理人も異なる」と検索エンジンはみなします。

したがって、たくさんのドメインが同じIPアドレスにおいて存在するというのであれば、その管理者は全部同じなのかもしれません。その場合、被リンクを多くもらえたとしても、あまり高く評価されない可能性が高いです。

しかし、「IPアドレスが分散している=管理人が違う」ということですから、検索エンジンに好かれます。

つまり、「IP分散」のほうが「ドメイン分散」よりも価値が高いということですね。



○同じドメインからの被リンクに意味はないのか

同じドメインからの被リンクであっても検索順位に影響を与える場合が多いです。

そもそも検索順位は、

「サイトのSEO対策をどれくらいしているか」「ライバルの状態」「アルゴリズムの状態」などによって決まるものです。

そして、違うIPアドレスからの被リンクをあまりもらえていなくても、ライバルが少ないのであれば検索上位を勝ち取ることができるかもしれません。

SEO対策ツール(hanasakigani.jpなど)を使うと、この辺りのことを手軽にチェックすることが可能です。

URLやキーワードをhanasakigani.jpに打ち込むと、「検索順位を左右している主なファクター」を調べることが叶います。そしてその情報を手掛かりに、コストパフォーマンスが一番良くなる手段を実行するのがおすすめです。

まずは、ライバルサイトのSEO対策の状態などをチェックし、自分のサイトのSEO対策を進めていき差を埋めていくのが、一番高効率なやり方であると言えます。



●ドメインとは

「ネット上の住所」のようなもののことをドメインと言います。

メアドやURLには絶対に入っています。

・○○@devo.com

・http://abcdddd.net


この場合、ドメインは「devo.com」と「abcdddd.net」です。

「ドメイン」という言葉は、普通にインターネットを利用しているだけの人でも知っているかもしれません。ですが、SEO対策をするのであれば「ドメイン数」「ドメイン分散数」などの用語も理解しておきたいところです。

では、なぜ「ドメイン数」「ドメイン分散数」がSEO対策において重要になるのでしょうか。

それは、「テキスト広告(被リンク)は色々なサイトからもらうのが好ましい」と言われているからです。

「複数のサイトから被リンクをもらっている」場合でも、そのサイトのドメインが重複してしまっていると、酷いときには「サイト数は一つである」と検索エンジンに判断されてしまうこともあります。



●ドメインのタイプに関して

以下、少し豆知識的な意味合いが強くなりますが、「種別・国により設定可能なドメインが違う」ということを紹介していきます。


○組織別のドメインの一例

サービスプロバイダー:net

政府機関:gov

教育機関:edu

会社:com



○国別のドメインの一例

インド:id

イタリア:it

韓国:kr

米国:us

日本:jp

使えるホスト数とカントリーコード(ドメイン)は国次第で違います。

ちなみに、ISO(国際基準化機構)がカントリーコードを決めています。



○第2レベルドメイン

第2レベルドメインとは「aa.ne.jp」などにおける「ne」のことです。

これにより、組織の位置付けをより正確に表すことが可能です。

ネットワークサービス:ne

団体:or

政府:go

企業:co



●ドメイン分散に関して

A:10個の被リンクがついており、ドメインが10個に分散している

B:10個の被リンクがついているが、ドメインが1種類しかない

という場合は、検索エンジンはAのほうを好みます。

これを「ドメイン分散」と呼びます。

「ドメインが分散しているのであれば運営者もそれぞれ違うはず=色々なサイトから被リンクを受けている=色々な人から評価されている」と判断されるということですね。

「逆にドメインがあまり分散していない」場合は、「実はそれほど多くの人に評価されているわけではない」と言えるので、検索エンジンもあまり評価してくれない可能性が高いです。



●被リンクの効果に関して

IP分散が最も効果が高く、その次にドメイン分散が効果的で、一応「被リンクの数」そのものにも効果がある。

と理解している人が多いと思います。

実際、筆者もそういった傾向があるとは感じていますが、もちろんこの要素だけで検索順位が決まるわけではありません。

「アルゴリズムの状態」や「ライバルサイトとの兼ね合い」なども検索順位にかなり響くからです。

SEOツール(hanasakigani.jpなどのフリーツールで構いません)を使えば、ドメイン分散がどの程度大事なのかをチェックすることが可能です。

こういったツールを活用すれば、「検索順位に影響を与える要素」別に自社サイトとライバルサイトを比べることが容易にできます。



●まとめ

ここまでドメイン分散やIP分散に関して紹介しました。

それだけで決まるわけではありませんが、やはり検索順位を高くしたい(維持したい)のであれば、できる限り分散させておくに越したことはありません。